フォント別に描くカリグラフィー

フォント別に描くカリグラフィー

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カリグラフィーのフォントは無限大!

文字を美しく書くことは昔から美徳とされてきました。日本においては習字文化が発展してきましたが、昔の文献に書かれている文字を見るとどれも美しい見た目です。

文字を書く際に重要な点は、メッセージの内容だけでなく読み手に与える印象でもあります。このコンセプトはカリグラフィーにも共通です。カリグラフィーは2,000年近い歴史を持つ西洋文化であり、美しく書かれたフォントは見る者を魅了します。

カリグラフィーは今や日本でも大分親しまれていますが、その魅力の一つはフォントの種類の豊富さです。

フォーマル感の強いフォントや、ロゴに使用しやすい太字フォント、文字というよりはアートのようなフォントなど、その種類は無限大にあります。代表的なカリグラフィーフォントの書き方を簡単に解説します。

イタリック体の書き方

イタリック体は文字幅が狭く、縦長であることが特徴の字体です。斜体のため見栄えが良いほか、すらすらと早く書く事にも向いています。カリグラフィー初心者の方にはイタリック体がより馴染めるでしょう。

イタリック体を書く場合の高さの基本は、小文字の場合xハイトがペン先幅の5つ分です。大文字の場合はペン先幅の7つ半分です。アセンダ―やディセンダ―もxハイトと同様のペン幅をとってください。

ペン先の角度は45度を意識します。また文字傾斜は約6度くらいにとどめておきます。わずかに右に傾いたフォントのため、フォーマル感を保ちつつも、オシャレな雰囲気の字体になります。

まずはテンプレートをダウンロードして、トレース紙などでなぞり書きすると良いでしょう。

カッパープレート体の書き方

カッパープレート体は他のカリグラフィーフォントと異なり、ペン先幅を意識する必要はありません。平型のペンの代わりに、ハント・アーチストペン101というペン先と、オブリークホルダーという独特の形をしたペン軸を使います(インクは他のものと同様でOK)。

幅ではなくペン先の力加減で太さが決まる独特なフォントですが、上手に描けた場合の見た目の良さは群を抜いています。カッパープレート体の傾斜の基本は52度です。ペンの入射角度はイタリック体と同じく45度です。xハイトは自由度が高く、7ミリ前後ほどで良いでしょう。

アセンダーとディセンダーも同様の高さにします。ガイドラインをしっかり描いて、紙を右上がりにして練習してください。常にペン先の右を意識しつつ書く事がコツです。