古代文字や各国の文字も参考にできる

古代文字や各国の文字も参考にできる

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カリグラフィーはアルファベットだけのものではない

カリグラフィーは約2,000年の歴史を持つ文字のアートで、より美しい字体で字を書くことを目指しています。もともとはローマ時代の碑文に使用されたローマンキャピタルが、現在のカリグラフィーの元とされています。

しかしカリグラフィーはアルファベットだけでしか使えないわけではありません。基本はアルファベットですが、古代の文字や各国の文字なども参考にして、自由に文字を表現できます。

アルファベット以外の文字のカリグラフィーについてご紹介します。

アルファベット以外のカリグラフィー

アルファベット以外のカリグラフィーとしてはアラビア文字のカリグラフィーが有名です。アラビアカリグラフィーは、イスラム教の聖典であるコーランを美しく書くために発展してきました。

アラビア文字を読解できる方は日本ではわずかだと思いますが、アラビア文字は均整の取れたフォルムが評判の文字です。ぎくしゃくした不自然な感じはなく自然です。

アラビア書道家の本田孝一さんによると、「文字自体のプロポーションがすごく美しく、アラビア書道には音楽的なリズム感があって、本当に音楽が聞こえてくるような気」がします。

また、かのピカソもアラビア書道はすでに芸術の最終目標に達し始めていると評価しています。日本では実はアラビア書道に取り組んでいる方が他の国より多いとされています。

アラビア文字の美しさを取り入れることによって、オリジナルカリグラフィー作品を作る良いアイデアが生まれるでしょう。

古代文字も参考にしよう

古代に使われていた文字を参考にしたデザインを考える事も、カリグラフィースキルを伸ばす一つの方法と言えます。

例えばエジプトの古代文字であるヒエログリフ(象形文字)では、文字というより絵のような文字体系を使うことが特徴ですが、アーティスティックな作品を作る上で参考になります。

また中国の古代文字であり現在でも使われるトンパ文字(象形文字)や甲骨文字なども、オリエンタルな雰囲気を持つ文字体系として魅力があります。トンパ文字は雲南省で4,000年も使われている言語で、デザイン性が高いと評判です。

これらの文字の線の配列を観察しつつ、新しいフォントの参考にするのも良いでしょう。カリグラフィの基本はアルファベットですが、各国の文字や古代文字にも触れることでインスピレーションもわいてきます